工作总结 点击: 2020-03-29
中日谚语对比研究
中日谚语对比研究
刘晶
【摘要】: 语言与文化有着密切的关系。任何语言都不能脱离文化而独立存在。作为语言表现形式之一的谚语更是其民族文化的写照,同时也是人民群众在日常生活经验中总结出来的智慧的结晶。其中蕴含着该民族固有的价值观和人生哲理。 中国与日本隔海相望,在文化等诸方面都互相影响。众所周知,随着汉字和儒学传入日本,许多的中国谚语也随之传入,但是,通过查阅日语辞典及对日本人使用的谚语的调查来看,由日本人自己创所作的谚语仍然占据着绝对的优势。因此,对于中日两国人民所使用的谚语,特别是中日非同源谚语,我产生了浓厚的兴趣。在本文中,我决定对中日非同源谚语进行研究。主要对在音声、句子结构变化、表达方式、语用论及修辞手法方面的中日谚语的特征及谚语中所蕴含的文化对各自国家的谚语有着怎样的影响进行了以下分析研究。 第一章中,首先明确了本论文的研究目的、意义、对象、方法后,总结相关先行研究,并对本论文进行了明确的定位。迄今为止,关于谚语的研究多限于以表面形式为重点,只比较外观的异同以及对意义与语用的比较的论文,而对于中日同源与非同源谚语的研究还不多。因此,本论文将从广义角度考查中日非同源谚语的比较研究。 在第二章中,对中日谚语分别与惯用句、成语和格言进行了区分,并对中日谚语的诞生和传承进行了阐述。 在第三章中,首先对中日同源谚语从发音、形式结构和语用方面,在传入日本后进行的改造进行了简单的分析,并探讨了其变化的原因。并且,本文对中日非同源谚语从语源、发音、句子结构变化、语用论以及修辞几个方面进行了详细的分析,特别对中日谚语所蕴含的文化因素做了对比研究。 第四章是对本论文的综合性考察,总结了研究成果并得出结论。中日两国谚语在自然环境、宗教、思维习惯、世界观及心理认知的影响下,产生了各自与众不同的谚语。希望以上研究对于今后的谚语研究具有理论意义及价值。
【关键词】:中日对比 谚语 非同源 文化
【学位授予单位】:大连海事大学
【学位级别】:硕士
【学位授予年份】:2009
【分类号】:H136;H36
【DOI】:CNKI:CDMD:2.2009.107532
【目录】:
摘要5-6 要旨6-10 第一章 序論10-15 1.1 研究の目的と意義10-11 1.2 研究方法と对象11 1.3 先行研究及び本論の位置づけ11-15 1.3.1 中国語の諺についての先行研究11-12 1.3.2 日本語の諺についての先行研究12 1.3.3 中日の諺についての对照の先行研究12-13
1.3.4 先行研究の不足と本論の位置づけ13-15 第二章 諺の誕生と伝承15-27 2.1 諺と慣用句、成語、格言についての限定15-19 2.1.1 中国語の諺についての定義15-16 2.1.2 中国語の諺と慣用句、成語、格言についての限定16-17 2.1.3 日本語の諺についての定義17-18 2.1.4 日本語の諺と慣用句、成語、格言についての限定18-19 2.2 中日の諺の誕生と伝承19-27 2.2.1 中国語の諺の誕生と伝承19-22 2.2.2 中国語の諺の特徵と分類22-23 2.2.3 日本語の諺の誕生と伝承23-24 2.2.4 日本語の諺の特徵と分類24-26 2.2.5 まとめ26-27 第三章 中日の諺についての对照27-62 3.1 中日同源の諺27-32 3.1.1 語源から27 3.1.2 日本に伝えられ後の改造27-30 3.1.3 日本に伝えられ後の変化の原因30-32 3.2 中日非同源の諺32-62 3.2.1 語源から32-34 3.2.2 音声による差異34-39 3.2.3 文の流動性による差異39-41 3.2.4 表現方式による差異41 3.2.5 意味論上による差異41-43 3.2.6 修辞学の運用による差異43-49 3.2.7 中日非同源の諺による社会文化49-62 第四章 結論と今後の課題62-66 4.1 研究のまとめ62-64 4.2 今後の課題64-66 注66-68 参考文献68-71 論文発表71-72 謝辞72-73 研究生履歷73
中日对照谚语50条
中日对照谚语50条
1.“百闻不如一见”----「百闻は一见に如かず」(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
2.“歪打正着”----「怪我の功名」(けがのこうみょう)
3.“青出于蓝而胜于蓝”----「青は蓝より出でて蓝より青し」(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
4.“垂头丧气”----「青菜に塩」(あおなにしお)
5.:“光阴似箭”---「光阴矢の如し」(こういんやのごとし)
6.“一年之计在于春”---「一年の计は元旦にあり」(いちねんのけいはがんたんにあり)
7.“滴水穿石”---「雨だれ石を穿つ」(あまだれいしをうがつ)
8.:“功到自然成”---「石の上にも三年〕(いしのうえにもさんねん)
9.“满瓶不响,半瓶叮当”---「空き樽は音高し」(あきだるはおとたかし)
10.“火烧眉毛”---「足下に火がつく」(あしもとにひがつく)
11.“只知其一,不知其二。”------「一を知り二を知らず」(いちをしりてにをしらず)
11.“一叶落知天下秋。” ------ 「 一叶落ちて天 下の秋を知る」(いちようおちててんかのあきをしる)
12.“一年之计在于春” ------ 「 一年の计は元旦にあり」(いちねんのけいはがんたんにあり)
13.“马后炮”------「後の祭り」(あとのまつり)“事后搞庆祝活动”
14.“.不离十”------「当たらずといえども远からず」(あたらずともいえどもとおからず)
15.“昙花一现”------「朝顔の花一时」(あさがおのはないちじ)
16.“岁月不待人”----「歳月人を待たず」(さいげつひとをまたず)
17.“养子方知父母恩”----「子をもって知る亲の恩」(こをもってしるおやのおん)
18.“知子莫若父”----「子を知ること父に如くはなく」(こをしることちちにしくはなく)
19.“未雨绸缪”----「転ばぬ先の杖」(ころばぬさきのつえ)
20.“聪明反被聪明误”----「策士策に溺れる」(さくしさくにおぼれる)
21.“多一事不如少一事”----「触らぬ神に祟りなし」(さわらぬかみにたたりなし)
22.“千里之堤溃于蚁穴”----「千里の堤も蚁の穴から。」(せんりのつつみもありのあなから)
23.“条条道路通罗马”----「すべての道はローマに通ず。」(すべてのみちはローマにつうず)
24.“脍炙人口”----「人口に脍炙する」(じんこうにかいしゃする)
25.“笑里藏刀”----「笑中に刀あり」(しょうちゅうにとうあり)
26.“久居则安”----「住めば都」(すめばみやこ)
27.“天无绝人之路”----「舍てる神あれば助ける神あり」(すてるかみあればたすけるかみあり)
28.“英雄出少年”----「栴檀は双叶より芳し」(せんだんはふたばよりかんばし)
29.“宰鸡焉用牛刀”----「大根を正宗で切るなかれ」(だいこんをまさむねできるなかれ)
30.“前门拒虎,后门进狼。”----「前门の虎、後门の狼。」(ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ。)
31.“千里之行,始于足下。”----「千里の道も一歩より起こる。」(せんりのみちもいっぽよりおこる。)
32.“笑里藏刀。”----「笑中に刀あり」(しょうちゅうにとうあり。)
33.“微乎其微。”----「雀の涙。」(すずめのなみだ。)
34.“可望而不可及。”----「高岭の花。」(たかねのはな。)
35.“口若悬河。”----「立て板に水。」(たていたにみず。)
36.“一贫如洗”----「赤贫洗うが如し」(せきひんあらうがごとし)
37.“前车之覆,后车之鉴”----「前者の覆るは後车の戒め」(ぜんしゃのくつがえるは、こうしゃのいましめ)
38.“有备无患”----「备えあれば忧いなし」(そなえあればうれいなし)
39.“隔岸观火”----「対岸の火灾」(たいがんのかさい)「川向いの火事」(かわむかいのかじ)
40.“天渊(壤)之别”----「月とすっぽん」(つきとすっぽん)「云泥の差」(うんでいのさ)
41.“好事多磨”----「月に群云(丛云)、花に风」(つきにむらくも、はなにかぜ)
42.“画蛇添足”----「月夜に提灯」(つきよにちょうちん)
43.“一星半点”----「爪の垢ほど」(つめのあかほど)
44.流水不腐,户枢不蠹----「流れる水は腐らぬ」(ながれるみずはくさらぬ。)
45.快马加鞭----「駆け马に鞭」(かけうまにむち)
46.恩将仇报----「恩を仇で返す」(おんをあだでかえす)
47.子女不知父母心----「亲の心子知らず」(おやのこころこしらず)
48.对牛弹琴----「猫に小判」(ねこにこばん){中日谚语的对比}.
49.亡羊补牢----「火事の後の火の用心」(かじのあとのひのようじん)
50.丢了西瓜拣芝麻----「火事の後の钉拾い」(かじのあとのくぎひろい)
中日谚语比较解释
中国語と日本語の諺・成句の中に、あることを形容する時、同じような表現を使うことが多くあります。例えば日本語の「百聞は一見に如かず」は、中国語の≪百聞不如一見≫と同じです(と言ってももともと中国語から来たものと言えます)。一方、全然違う言い方をするものも数多くあります。
≪三天打魚、両天晒網 サン テゖエン ター ー リャン テゖエンシェ ワン≫
「三日坊主」
「打魚」は魚を捕ること、「晒網」は魚網を干す、さらすこと。三日は魚を捕り、二日は網を干すというように、物事を根気よくやりつづけられないことを言っています。日本語では、坊主を使います。
≪麻雀●小、肝胆倶全 マー チェ ス シャオ ガン タン チェ チュエン≫ 「ごまめでも尾頭つき」
麻雀はスズメのこと。小鳥でもちゃんとした内臓が揃っている、小さいものを侮ってはいけないという諭しです。日本語では魚をたとえに使っていますね。一部の辞書には「一寸の虫にも五分の魂」と訳しています。ちなみに、日本の繁華街でよく見かける「麻雀」ゲーム店の看板は中国人に「スズメの店」と誤解されます。マージャンは中国語では「麻将」と書かなければなりません。
≪高不成、低不就 カオ プン タン テゖ プ チオ≫
「帯に短し、たすきに長し」
高いところには成っていない、低いところにも就かない、中途半端の状態を言います。中国語では諺というよりもごく一般の日常語として使われます。日本語は和服のパーツを使って表現しているため、いかにも上品に感じられますが、やはりマナスの意味です。
≪痩死的駱駝比馬大 ソウ ス ター ロー トゔ ビー マー ター≫
「腐っても鯛」
両方とも「よいものは条件が悪くてもその値打ちが下がらない」のたとえです。中国語ではどんな痩せて死んだ駱駝も馬より図体がでかいと、馬とラクダで表現します。一方、日本語では、姿は美しく味も美味しい「魚類の王」と称される魚の鯛で表現しています。ここでも遊牧民族と海洋民族のことば使いの違いがうかがわれます。
最後にクズ。
≪拍馬屁 パ マー ピー≫はどんな意味でどんな時に使われるでしょうか? ヒント:「拍」はたたく、「馬屁」は馬のお尻のことです。直訳すれば、「馬のお尻をたたく」の意味です。
答え:「ごますり」と同じ使い方。昔の遊牧民が馬の交易をする市場で馬の尻をたたいて相手の馬を誉めていました。後にこの≪拍馬屁≫がお世辞をいうという
比喩になったわけです。それにしても、日本語の「ごますり」とお世辞の関係が私には分かりません{中日谚语的对比}.
中日ことわざの動物におけるメージの比較
2009-03-31 18:59:39| はじめに
ことわざとは、昔から人々によって言い伝えられてきた鋭い風刺や教訓、生活の知恵や一般的な真理を短くあらわした言葉である。一般に、言語表現の上から、その言語を使用する民族集団の文化的特色を見て取ることができる。特に、日常生活から生まれ、民衆の知恵の結晶として使われてきたことわざは、各民族それぞれの伝統的な物の見方?考え方を濃厚に反映している。元来、ことわざは民衆の知恵の総合とも言うべきものであることから、異なった民族のことわざでも、形式から内容まで共通性をもっているものもあるが、ことわざは各民族の民衆によって作り出されたものであり、各民族の歴史、地理環境、生産活動および人々の生活習慣、思考の方式などに差異があるため、各民族の自然観、世間観、人生観などの面にその民族固有の特性、文化の特色が見られ、諺にそれが反映されている。本文では、中国と日本のことわざを分析し?どのような動物メージがあるか、どのように使用されているの
か、中日文化交流と諺の中の動物メージの関係が何か、考察していく。
なお、本稿では主として日本のことわざをもとに、それと対応する中国の諺を取り上げて比較するが、中国のことわざの中でも漢民族のことわざを、また特に、両国でも一般の民衆たちによく知られ、生活の中でよく使われている諺を取り上げる。同時に、中国と日本それぞれの独自のことわざも考察の
対象とする。
1.ことわざについて
ことわざというのは世界各地にある。例えば、英語では「Roma was not built in a day」ということわざがある。直訳は「ローマは一日にして成らず」という意味である。ことわざの特徴について、「慣用句とことわざの違い」というホームページに「人生の教訓や生活の知恵、風刺を、短い表現の中に込
めて言いならわせれてきたものだ」と書いてある。
1.1ことわざというのは
1.1.1中国のことわざ
中国では、ことわざは一般に「谚」とか「语」とか、あるいは「谚语」とか呼ばれている。近代になって、中国のことわざにも広義の定義と狭義の定義がある。広義のことわざとは、人々の話し言葉に広く伝わっている俚諺、俗語のすべてを指すという見解であり、慣用語、歇後語などをもそれに含まれる。狭義の諺については、近代では多くの先行研究で郭紹虞の定義が採用されてきている。郭(1948)は、諺とは、人間の実際の経験の結果であり、美しい語彙を用いて表現され、日常会話で、自由に使われて、人間の行為を規定する言語であると定義している。80 年代に入ると、狭義のことわざの定義について、いくつかの見解が現われた。だれにも分かりやすく簡潔で、生き生きとした韻文または短文である。ことわざは、一般に口語の表現形式によって民間に広く用いられ伝えられるもので、民衆が生活上の体験や感動を表現する一種の「既成語」であると解釈している。これらの定義に共通していることは、ことわざが民衆の実際の体験を総括したものであって、体験を伝えることを目的としているという点である。また、温端政は「ことわざには、もう一つ別の働きがある。それは、客観的な事柄についての認識を伝えるという役割である」と述べている。以上から、中国語においてことわざは、民衆によって作
り出され、民衆の知恵、経験、認識を広く伝え、比較的固定的であって、簡潔で口語性の強い話し言葉
であると定義することができよう。
1.1.2日本のことわざ
ことわざの定義については、藤沢(1960)によれば、日本のことわざには広義と狭義の二種類の定義があるとし、「広義とは、どんなことばでも、一定の形をとって、俗間に伝唱されれば、みなことわざである」としている。藤沢によれば、日本語の慣用句、歌謡、なぞは、すべてことわざということになり、「ただ一つの形容詞であっても、それが一定の形をとって、常にある種のことがらを形容するものとして知られていけば、それはすでにことわざである」とまで述べている。狭義のことわざについて藤沢は、「ある種類の教訓、警戒、風刺、またはその他の視察経験による知識をいいあらわしたものである」としている。これについて、金子(1969)は次のように説明している。ことわざは……民衆の中からいわばおのずから生まれ出たものである。……民衆がその体験によってみずから得た教訓なのである。……いわば、民衆同士が肩を叩いての忠言、助言である。ことわざは、民衆がその実際生活の体験の中から、人間や人生に対する批評として生み出したものであり、また逆に、人間や人生を批評する場合にも用いられるものである。すなわち、ことわざは民衆により作り出された教訓であり、民衆同士の間の忠誡のことばであるが、この点について金丸(1983)は、「ことわざは、日常経験から生まれた
民衆の知恵の結晶であり、民衆の行動の指針と言えます」と述べている。
1.2ことわざの歴史
ことわざの特徴として先ず第一に挙げなければならないことは、ことわざは昔の人がどのように考え、どのような生活をしてきたかを忠実に映す、いわば鏡のようなものだということである。言い換えれば、文化と思想の化石、あるいはDNAみたいなもの、といえるだろう。現在は情報化時代で、それぞれの国が独自性を失って画一化の道を進みつつある。しかし、表面的、現象的には同じに見えても、それぞれの国にはそれぞれの長い歴史があり、固有の文化はそう簡単に変わるものではない。その意味で、ことわざを通して、その国の文化や国民性の本質を知ることができるし、またその発展の歴史も知ることができる。普段の何気ない会話のなかにもたくさんの「ことわざ」が使われています。日本だけでなく、世界中に様々な「ことわざ」がある。古くから使われているが、その起源はいつ頃なのだろう。{中日谚语的对比}.
1.2.1中国語のことわざの歴史
伝統的なことわざは中国の古中原文化の時から創られた。それぞれのことわざは民族文化や価値観が溢れ、庶民の知恵が集まったものである。たとえ用字が上品ではないとしても、分かりやすく、直接意味が伝わる。中国ではことわざを「俚語」や「俗諺」などと呼んでいる。「俚」、「俗」と書くから、パッとその文字を見ただけでは、ダサくて下品なものだと思われがちだという。実は、ことわざは上品ではないまでも分かりやすいものである。それに、さきほど述べたように、中国ことわざは中華歴史文化の一つであり、庶民が豊富な生活経験を積んだことによって作った簡潔な文学作品ということで
ある。
1.2.2日本語のことわざの歴史
残念ながら世界全体で「ことわざ」が人々にいつ頃から使われているのか、詳しいことはわからない。おそらく他国には日本で「ことわざ」が確認されるよりもずっと前からあったのでしょうけど、
それはその国によってきっとバラバラなのだと思う。
一方、日本では平安時代にはもう「ことわざ」があったという記録が残されている。平安時代初期に世俗諺文という「ことわざ辞典」が出版された。その世俗諺文には「良薬は口に苦し」「千載一遇」など、今の「ことわざ辞典」にも載っているものがあった。私たちが知っている「ことわざ」の多くは庶民の生活のなかで生み出された教訓で、しかもそれは実体験がもとになっているものである。江戸時代の中頃になると日本にも中国の古典が伝わってきた。その中国古典と日本に以前からあった「ことわざ」が混ざり合い、狂歌(きょうか)と呼ばれる大衆文芸が誕生した。今でいうと流行語のようなもので、狂歌師(放送作家やコピーラターのような人たち)によって作られる。江戸時代の末、江戸や上方(今の大阪)の人々にとって狂歌は最大の娯楽だったとも言えるだろう。現代まで伝わっている狂歌や狂言といった日本の伝統的な文化といわれるものは、古くから伝えられた「ことわざ」にゕレンジを加えたものだとされている。今、さまざまな「ことわざ辞典」が出ているが、その元祖とされるものは諺語大辞典(げんごだいじてん)という。これは明治時代に藤井乙男という人が書いたもので、日本初
のことわざ専門の辞典なんだ。
2.ことわざにおける動物について
さまざまな文章を概観すると、明月星辰、風雨雷電、山川湖海、郷土風物、草花樹木、鳥類獣類に関わることわざは数えられないほど豊富であって、そして中には動物に関わることわざは最も多いことに気づいた。長い生活の間、人と親しくつきあっている動物は、人々にいろいろな連想を与えさせたり、メージを与えたりするのである。動物に関わることわざはある程度、人々の心理を反映していると考えられる。動物に対する連想は、一衣帯水の隣国である日中両国は、きっと似ているところもあれ
ば、そして、自然環境、文化背景、風俗習慣が異なるため、違うところもあると思う。{中日谚语的对比}.
2.1中日諺における動物の種類
動物の種類は中国だけが10.4万(注②)にも達したそうであるが、ことわざに出てくる動物はごく少ないのであり、ほとんどは人々がよく知っている動物なのである。次は『簡明日中成語辞典』( 知识出版社出版 )と『現代中国語辞書』( 商務印書官館 )を調べて、日中動物のことわざの中に出て
くる百種ぐらいの動物を統計して、次の表を作ってみた。
表1 中日動物にかかわる諺の中の動物の対照
以上あげられたのは日中動物のことわざに出てくる動物である、中には、使われる頻度の高い者
もいれば、頻度の低い者もいる。
2.2中日諺における動物の使用率
ここで使用頻度前五位の動物を並べてみた。
表2 動物にかかわる中日ことわざの中に動物の使用率
以上の表2により、使用率の一位の動物は中国でも日本でも魚である。日本での百分比はやや高いのである。一目には、何の違いもないようであるが、でも、表2をよく見てみたら、日本の諺に出てくる魚は:鮟鱇、鰻、鯱、鮑、鯛、鰹節、鰯、鯖、ゴマメ、河豚、ヒラメ、メダカ;中国の諺にでてくる魚は:泥鰌、鯉、鯰、嘎鱼などである。前者はほとんど海の魚に対して、後者はほとんど淡水魚であ
る。
ご周知のように、日本は海に囲まれている島国なのである、それは諺に出る魚はほどんどん海の魚の主な原因ではないかと思う。そして、史料の記載によると、河南省安陽市のン代遺跡出土した甲骨文の中で"畑に魚"の記載があるようだ。それは、中国の商代末期に池で魚を養うことを始まった証拠である(注③)。淡水魚を養うことの一番早い国家として、ことわざに出てくる魚がほとんど淡水魚で
あることも、おかしくはないのであろう。
以上は一番明らかな違う点だと思う。そのほか、前五位の中に魚を除いて、みんな哺乳動物だと見られるでしょう。両国は哺乳動物に対する注目と感受が多くて、これは中日両国の共同点と言えるで
しょう。
3. 中日諺における動物のメージの比較
長い生活の間、人と親しくつきあっている動物は、人々にいろいろ連想を与えさせたり、メージを与えたりするのである。動物に関わることわざはある程度、人々の心理を反映していると考えられる。動物に対する連想は、一衣帯水の隣国である中日両国は、きっと似ているところもあれば、そして、
自然環境、文化背景、風俗習慣が異なるため、違うところもあると思う。
3.1同じ動物、同じメージ
ここでは、『簡明日中成語辞典』( 知识出版社出版 )と『現代中国語辞書』( 商務印書官館 )を調べて、動物に関わることわざを集め、分析し、表を作って、次ように分類してみた。
表3:中日ことわざの対照(1)
中日对照谚语
中国語 1. 愛不釋手 2. 愛財如命 3. 愛莫能助 4. 百孔千瘡 5. 白手起家 6. 百依百順 7. 半斤八兩 8. 閉関自守 9. 閉門造車 10. 変本加勵 11. 別出心裁 12. 不打自招 13. 不堪設想 14. 不可救藥 15. 不求甚解 16. 不勝枚舉 17. 不速之客 18. 不知所云 19. 不自量力 20. 不足為奇 21. 惨不忍睹 22. 草草了事 23. 粗心大意 24. 長篇大論 25. 趁熱打鉄 26. 乘風轉舵 27. 痴人説夢 28. 重見天日 29. 重温旧夢 30. 重整旗鼓 31. 初出茅廬 32. 出人頭地 33. 穿針引線 34. 唇齒相依 35. 大材小用 36. 大吹大擂 37. 大公无私 38. 大庭广衆 39. 胆小如鼠 40. 道听途説 41. 得寸進尺 42. 得心應手 43. 得意忘形 日本語
気に入って手放せない 守銭奴、金だけが命 力になりたくともなれない 傷だらけ、欠陥だらけ 一代で財を築いた 言いなり、言うがまま どんぐりの背比べ 孤立する
自分勝手なやり方 激しさに輪をかける
新機軸を打ち出す、新しいアイデアを出す語るに落ちる、自分から白状する 考えるだに恐ろしい
つける薬がない、救いようがない 大体わかれば満足 枚挙にいとまがない
招かれざる客、歓迎されない人 わけが分からない 自分の実力を顧みない 別に不思議ではない 悲惨で見ていられない いいかげんに済ます おおざっぱで不注意 長広舌をふるう 鉄は熱いうちに打て 機を見るに敏 たわごとを言う 再び日の目を見る 夢よもう一度 体勢を立て直す 駆け出しで経験がない 人に一歩先んじる 手引きをする 運命共同体
有能な人につまらない仕事をさせる 手前味噌を並べ立てる 公平無私
公開の場所で、公衆の面前で ひどく臆病である
受け売りで話す、聞きかじり つけあがる、満足を知らない 実力を思うままに発揮する 有頂天になる、舞い上がる
44. 洞若観火 45. 翻天覆地 46. 飛黄騰達 47. 甘拜下風 48. 隔岸観火 49. 格格不入 50. 狗急跳墻 51. 孤注一擲 52. 顧名思義 53. 鬼使神差 54. 裹足不前 55. 海闊天空 56. 好景不長 57. 好大喜功 58. 狐假虎威 59. 虎口余生 60. 華而不實 61. 化為烏有 62. 換湯不換藥 63. 揮金如土 64. 鷄毛蒜皮 65. 集思广益 66. 家常便飯 67. 家喩戸曉 68. 嬌生慣養 69. 叫苦連天 70. 借題發揮 71. 近水楼台(先得月)72. 進退兩難 73. 絶路逢生 74. 開門見山 75. 苦口婆心 76. 濫芋充数 77. 牢不可破 78. 力不从心 79. 力争上游 80. 令人髪指 81. 屡見不鮮 82. 門当戸對 83. 面紅耳赤 84. 名不虚傳 85. 明知故問 86. 目空一切 87. 能説会道
火を見るより明らか
上を下への大騒ぎ、天地を覆すような... とんとん拍子に出世する
風下に甘んじる、素直に負けを認める 対岸の火事 互いに相容れない
窮鼠猫を噛む、火事場の馬鹿力 乾坤一擲、いちかばちか 文字通り、名前から考えて
神仏の引き合わせ、不思議な力に導かれたよう 二の足を踏む、しり込みをする 気宇壮大である
好事魔多し、良い時期は長く続かない
功名心にとらわれている、 大きな仕事で手柄を立てようとする虎の威を狩る狐 九死に一生を得る
見かけばかりで実質が伴わない うやむやにする、なかったことにする 形だけ変えて中味は同じ 湯水のごとく金を使う 取るに足らぬ小さな事 衆知を集める
日常茶飯事、ありきたり
知らぬ者なし、津々浦々に知れ渡っている 蝶よ花よと甘やかして育てられる 苦しみを訴える、苦しみにあえぐ 事にかこつけて自分の意見を述べ立てる 役得、利益を得やすい地位にある
進退窮まる 地獄で仏 腹を割って話す 老婆心ながら忠告する 枯れ木も山のにぎわい 難攻不落
力不足で思うに任せぬ 常に向上心を持って頑張る 激しい怒りを覚えさせる
見慣れている、なれっこで珍しくもない (結婚相手と)家柄が釣り合う 真っ赤になる、赤面する その名に恥じぬ
知っていながらわざと尋ねる 眼中に人なし、ひどく傲慢 話がうまい、弁が立つ
88. 藕断絲連 腐れ縁が切れない、切れたようで裏ではつながっている 89. 旁観者清,当局者迷 岡目八目
90. 迫不得已 91. 破鏡重圓 92. 棋逢敵手 93. 旗鼓相当 94. 恰到好処 95. 千真万確 96. 軽儿易舉 97. 屈指可数 98. 取長補短 99. 人浮于事 100. 如釋重負 101. 若无其事 102. 設身処地 103. 生搬硬套 104. 生呑活剥 105. 十全十美 106. 事倍功半 107. 適可而止 108. 守口如瓶 109. 束之高閣 110. 水洩不通 111. 死里逃生 112. 聳人听聞 113. 啼笑皆非 114. 体貼入微 115. 天衣无縫 116. 甜言蜜語 117. 听天由命 118. 同室操戈 119. 突飛猛進 120. 外強中干 121. 玩世不恭 122. 望塵莫及 123. 微不足道 124. 瓮中之鼈 125. 无微不至 126. 物以類聚 127. 席不暇暖 128. 先發制人 129. 現身説法 130. 心服口服 131. 信口開河
万やむを得ず よりをもどす
好敵手に出会う、よいライバルを得る 実力が伯仲している、互角である
ちょうどよい、ちょうどピッタリである、頃合いの 絶対に間違いなし 朝飯前
屈指の、有数の
相手の良いところに学ぶ、 人の長所を取り入れて自分の短所を補う人余り、労働力過剰 肩の荷を降ろす
何事もなかったかのように 人の立場に立って考える 考えもなく他人のやり方をまねる 鵜呑みにする 完全無欠
労多くして効少なし
適当なところでやめる、ほどほどにしておく 貝のように口をふさぐ 棚上げにする 水も漏らさぬ 九死に一生を得る 耳目を驚かす、人騒がせな 笑うに笑えず泣くに泣けない
かゆいところに手が届く、非常に行き届いた世話 完璧でいささかの隙もない うまい話、甘言、甘いささやき 天命にまかせる、運にまかせる 仲間割れ、内輪もめ、身内どうしが争う 飛躍的に進歩する、めざましく発展する 見かけ倒し
世間を甘く見ている 足元にも及ばない 取るに足らない 袋の中の鼠 至れり尽くせり 類は友を呼ぶ
席の温まるひまもない 先んずれば人を制す
経験者は語る、自分の経験を以て人を諭す 完全に納得し感服する、 全くその通りと感心する 口から出任せを言う
132. 行尸走肉 133. 虚張声勢 134. 一命嗚呼 135. 一筆勾銷 136. 以身作則 137. 倚老賣老 138. 有眼无珠 139. 雨后春笋 140. 賊喊捉賊 141. 争先恐后 142. 紙上談兵 143. 轉彎抹角 144. 追根究底 145. 自告奮勇 146. 自命不凡 147. 自討苦吃 148. 左右為難 149. 坐吃山空 150. 坐立不安
生ける屍 虚勢を張る おだぶつになる
チャラにする、なかったことにする、 帳消しにする、ご破算にする 率先垂範、自ら手本となる 年寄り風を吹かせて威張る 目が節穴 雨後の竹の子 盗人猛々しい 我がちに先を争う 机上の空論
話が回りくどい、遠回しに話す 根ほり葉ほり聞く、とことんまで調べる
自ら進んで申し出る、積極的に仕事を買って出る 自分を買いかぶる、非凡だとうぬぼれる しなくてもいい苦労を背負い込む
あちら立てればこちらが立たず、板挟み、 ジレンマに陥る 座して喰らわば山をも空し、 働かず使う一方では財産がなくなる いても立ってもいられない
中国語
娶了懶媳婦,窮了一輩子 好事不出門,坏事傳千里 顧此失彼 過河拆橋
雨后送傘/后悔莫及 不打不成交 車到山前必有路 寧走一歩遠,不走一歩険 一波未平 , 一波又起 能人頭上有能人 如虎添翼 高不成低不就 打不知痛,罵不知羞 成者王侯,敗者賊 銭断情也断 手里没銭活死人
路上説話,草里有人 / 隔牆有耳 忍無可忍 看景不如聴景 不懂装懂永世飯桶 百会百窮
只見樹木,不見森林 苦尽甘来
日本語
1. 悪妻は百年の不作 2. 悪事千里を走る
3. あちらを立てればこちらが立たぬ 4. 後足で砂をかける 5. あとの祭り 6. 雨降って地固まる 7. 案ずるより生むがやすし 8. 急がばまわれ 9. 一難去ってまた一難 10. 上には上がある 11. 鬼に金棒
12. 帯に短したすきに長し 13. 蛙の面に水
14. 勝てば官軍、負ければ賊軍 15. 金の切れ目が縁の切れ目 16. 金がないのは首がないのと同じ 17. 壁に耳あり、障子に目あり 18. 堪忍袋の緒が切れる 19. 聞いて極楽、見て地獄
20. 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 21. 器用貧乏
22. 木を見て森を見ず 23. 苦あれば楽あり
24. 口は災いのもと 25. 苦しいときの神だのみ 26. 芸は身を助ける 27. けがの功名 28. 転ばぬ先の杖
29. 転んでもただは起きない 30. 子を持って知る親心 31. 先んずれば人を制す 32. 鯖を読む 33. 釈迦に説法 34. 杓子定規
35. 重箱の隅をつつく 36. 柔よく剛を制す 37. 知らぬが仏 38. 尻馬に乗る
39. 人事を尽くして天命を待つ40. 捨てる神あれば拾う神あり41. すまじきものは宮仕え 42. 栴檀は双葉より芳し 43. 船頭多くして船山に上る 44. 善は急げ
45. 千里の道も一歩から 46. 袖ふれあうも他生の縁 47. 備えあれば憂いなし 48. 大山鳴動鼠一匹 49. 高嶺の花 50. 宝の持ち腐れ 51. 他山の石とする 52. ただより高いものはない 53. 立つ鳥はあとを濁さず 54. たで食う虫も好きずき 55. 旅は道連れ世は情け 56. 玉に瑕 57. 短気は損気 58. 月とすっぽん 59. 適材適所 60. 手前味噌 61. 手も足もでない 62. 出るクイは打たれる 63. 手を換え品を換え 64. 灯台もと暗し 65. 時は金なり 66. 毒くらわば皿まで
禍従口出
平時不焼香,急時抱佛脚 一藝在身,勝積千金 僥幸成功 未雨綢繆 雁過抜毛 養子方知父母恩 先下手為強,後下手遭殃 打馬虎眼 班門弄斧 墨守成規 吹毛求疵 柔能制剛 眼不見,心不煩 付和雷同
做事在人,成事在天 / 盡人事 , 聽天命天無絶人之路
活不入宮門,死不入地獄 英雄出少年
船公多了打爛船,木匠多了蓋歪房 好事不宜遅 千里之行,始于足下 萍水相逢事有縁 有備無患
打的雷大,落的雨小 可望而不可及 拿着金碗討飯吃 他山之石可以攻玉
吃人家的嘴短,使人家的手短 天下没有白吃的午餐 好来不如好去 百人吃百味 行要好伴,住要好隣 美中不足
生気不養財/急性子吃虧 天壤之別
人得其位,位得其人 老王賣瓜,自賣自夸 一籌莫展 爬得高跌得重 千方百計
丈八灯台照遠不照近 一寸光陰一寸金 一不做,二不休
中日对照谚语50条
中日对照谚语50条
1.“百闻不如一见”----「百聞は一見に如かず」(ひゃくぶんはいっけん にしかず)
2.“歪打正着”----「怪我の功名」(けがのこうみょう)
3.“青出于蓝而胜于蓝”----「青は藍より出でて藍より青し」(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
4.“垂头丧气”----「青菜に塩」(あおなにしお)
5.:“光阴似箭”---「光陰矢の如し」(こういんやのごとし)
6.“一年之计在于春”---「一年の計は元旦にあり」(いちねんのけいはがんたんにあり)
7.“滴水穿石”---「雨だれ石を穿つ」(あまだれいしをうがつ)
8.:“功到自然成”---「石の上にも三年](いしのうえにもさんねん)
9.“满瓶不响,半瓶叮当”---「空き樽は音高し」(あきだるはおとたかし)
10.“火烧眉毛”---「足下に火がつく」(あしもとにひがつく)
11.“只知其一,不知其二。”------「一を知り二を知らず」 (いちをしりてにをしらず)
11.“一叶落知天下秋。” ------ 「 一葉落ちて天 下の秋を知る」 (いちようおちててんかのあきをしる){中日谚语的对比}.
12.“一年之计在于春” ------ 「 一年の計は元旦にあり」 (いちねんのけいはがんたんにあり)
13.“马后炮”------「後の祭り」(あとのまつり)“事后搞庆祝活动”
14.“八九不离十”------「当たらずといえども遠からず」(あたらずともいえどもとおからず)
15.“昙花一现”------「朝顔の花一時」(あさがおのはないちじ)
16.“岁月不待人”----「歳月人を待たず」(さいげつひとをまたず)
17.“养子方知父母恩”----「子をもって知る親の恩」(こをもってしるおやのおん)
18.“知子莫若父”----「子を知ること父に如くはなく」(こをしることちちにしくはなく)
19.“未雨绸缪”----「転ばぬ先の杖」(ころばぬさきのつえ)
20.“聪明反被聪明误”----「策士策に溺れる」(さくしさくにおぼれる)
21.“多一事不如少一事”----「触らぬ神に祟りなし」(さわらぬかみにたたりなし)
22.“千里之堤溃于蚁穴”----「千里の堤も蟻の穴から。」(せんりのつつみもありのあなから)
23.“条条道路通罗马”----「すべての道はローマに通ず。」(すべてのみちはローマにつうず)
24.“脍炙人口”----「人口に膾炙する」(じんこうにかいしゃする)
25.“笑里藏刀”----「笑中に刀あり」(しょうちゅうにとうあり)
26.“久居则安”----「住めば都」(すめばみやこ)
27.“天无绝人之路”----「捨てる神あれば助ける神あり」(すてるかみあればたすけるかみあり)
28.“英雄出少年”----「栴檀は双葉より芳し」(せんだんはふたばよりかんばし)
29.“宰鸡焉用牛刀”----「大根を正宗で切るなかれ」(だいこんをまさむねできるなかれ)
30.“前门拒虎,后门进狼。”----「前門の虎、後門の狼。」(ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ。)
31.“千里之行,始于足下。”----「千里の道も一歩より起こる。」(せんりのみちもいっぽよりおこる。)
32.“笑里藏刀。”----「笑中に刀あり」(しょうちゅうにとうあり。)
33.“微乎其微。”----「雀の涙。」(すずめのなみだ。)
34.“可望而不可及。”----「高嶺の花。」(たかねのはな。)
35.“口若悬河。”----「立て板に水。」(たていたにみず。)
36.“一贫如洗”----「赤貧洗うが如し」(せきひんあらうがごとし)
37.“前车之覆,后车之鉴”----「前者の覆るは後車の戒め」(ぜんしゃのくつがえるは、こうしゃのいましめ)
38.“有备无患”----「備えあれば憂いなし」(そなえあればうれいなし)
39.“隔岸观火”----「対岸の火災」(たいがんのかさい) 「川向いの火事」(かわむかいのかじ)
40.“天渊(壤)之别”----「月とすっぽん」(つきとすっぽん) 「雲泥の差」(うんでいのさ)
41.“好事多磨”----「月に群雲(叢雲)、花に風」(つきにむらくも、はなにかぜ)
42.“画蛇添足”----「月夜に提灯」(つきよにちょうちん)
43.“一星半点”----「爪の垢ほど」(つめのあかほど)
44.流水不腐,户枢不蠹----「流れる水は腐らぬ」(ながれるみずはくさらぬ。)
45.快马加鞭----「駆け馬に鞭」(かけうまにむち)
46.恩将仇报----「恩を仇で返す」(おんをあだでかえす)
47.子女不知父母心----「親の心子知らず」(おやのこころこしらず)
48.对牛弹琴----「猫に小判」(ねこにこばん)
49.亡羊补牢----「火事の後の火の用心」(かじのあとのひのようじん)
50.丢了西瓜拣芝麻----「火事の後の釘拾い」(かじのあとのくぎひろい)
由动物谚语看中日文化差异的差异
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由动物谚语看中日文化差异的差异
作者:荣桂艳
来源:《科教导刊·电子版》2015年第15期
摘 要 谚语是人民大众生活经验的积累与总结,是集体智慧的结晶。文化是一种历史现象,它是社会历史的积淀物,语言就象一面镜子,反映了该国的文化,由于中日两国所处的地理位置,自然环境,历史条件不同,在谚语中使用的动物也不同,它体现了中日两国不同的文化差异。
关键词 动物 谚语 中日文化差异 映射
1引言
谚语是人们根据自己长期的生活经验创造出来的,并经过大众传诵,锤炼,完善而流传于世的,是集体智慧的结晶,是语言文化宝库中的瑰宝。自古以来中日两国有着密切的文化交流,在悠久的交流历史中,很多中国文化流传到日本,谚语也作为中国文化的精髓随之流传到了日本。因此,中日两国有很多相同、相似的谚语。但由于两国的社会环境,风土人情等不同,许多谚语在表达方式上也有所不同。日本特有的文化也孕育出了很多独自的谚语,这样日本又有自己不同的谚语。汉语和日语中都存在着大量与动物有关的谚语,它们是人类文化的全景速写,可以从中看出该国的历史、传统、风土、人情等。笔者从中日两国谚语中挑选出一些相同或相似的有关动物的谚语来比较和分析各自的意义及表达方式,从中分析出中日两国的文化差异。
2中日谚语中动物的使用偏好